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July 2019

テレマティクスデータの利用は誰のため?

車両監視システムによるデータは、安全性とセキュリティ強化を検討する顧客の増加により、2026年までに1000億ドルに到達すると予想されている世界中のテレマティクス車両市場で、とても大きなビジネスとなっています。ドライバー個人から自動車会社、保険会社まで、誰もがテレマティクスインサイトを使用することで得をすることができます。
ドライバーは安全性とセキュリティ強化を求めている

テレマティクスがスマホのアプリに統合されると、ドライバーは、リアルタイムの走行データおよび車両の安全性を確認することができるようになります。燃料消費、タイヤ圧、オイルや冷却水の量を自動で監視し、欠陥が見つかったり、調整が必要な場合に通知します。

テレマティクスの安全機能には盗難警告や自動衝突通報装置が含まれており、事故が発生したことを通知できるよう、車両は常に緊急サービスと連絡を取り合っています。テレマティクスは日常的に、ドライバーがスマホを利用してリモートで車のドアをロック・アンロックできるようにしたり、駐車した場所を忘れてしまった場合には警笛を鳴らしライトを点灯できるようにしています。

自動車会社ではさらに高い価値が見出されている

製造業者、リース会社、およびフリート管理会社を含むすべての自動車会社が、テレマティクスのインサイトにより利益を上げることができます。それは、DTCコード(故障診断コード)を含む車両診断をリアルタイムで確認でき、顧客が必要だと気付くよりも前に、適切な位置情報に基づくサービスを提供できるからです。

例えば、欠陥が見つかった場合は、必要なパーツが即座に注文され、車両は最寄りの承認済みの修理店で自動的に予約されます。また、製造業者はテレマティクスのデータから得られたインサイトを、変化の激しい産業において大きな利益となるであろう未来の製品開発に利用することもできます。

さらに、自動車会社はテレマティクスのデータを使用して、ドライバーの走行に有効なデータを得ることもできます。Arrivaは、現在イギリスの15,000のバスにテレマティクスのデータをインストールし、ブレーキ、アイドリング、アクセルなどというドライバーの走行を監視しています。これにより、燃料消費量を抑え、72,000トンのCO2削減を目指しています。

保険会社が理解をさらに深めている

ドライバーの走行データの恩恵を受けているのはバス会社だけではなく、保険会社もまた同様に、同じ目的でテレマティクスのデータを使用しています。ブラックボックス政策としても知られているテレマティクスの保険政策は、運転スタイルや走行を監視しており、結果的に保険料に影響を与えています。危険性の高い走行にはより高い保険料が必要となるため、ドライバーは安全運転をして保険料を下げることができます。

また、保険会社は、テレマティクスによりどのように事故が起きて誰に過失があるのかを把握できるため、クレーム処理にも使用することができます。最近、ある保険会社は、テレマティクスのデータにより無事故だったことが証明されたため、55,000ポンドのクレームから逃れることができました。

現在では主に、自動車産業とまたその関連産業がテレマティクスを活用していますが、それ以外にも多くの活用方法があります。GeoSpockの最先端の巨大空間データプラットフォームを使用することにより、テレマティクスは道路ネットワーク情報など数多くのデータセットと組み合わせられ、重要なパターンやトレンドを見つけ出すのに使用できます。例えば、走行スピードや車のライトやワイパーが作動しているかを確認できるテレマティクスデータは、マイクロ気象情報プラットフォームへの1つのインプットとしても使用されます。

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